下記のインタビュー動画(Swissinfo.chのインタビュー)で移動型民族の方が現在の自治体との関係を語っている動画があります。(日本語訳付き)
⭐️移動型民族の生活様式について語る動画(インスタグラム)
今は頻繁にどこの自治体からも受け入れてもらえないと語っている男性の悲痛な叫び。
でも、自治体側も自分の村を守るのに必死。
なぜなら、この男性が最後に語っているように、許可なく自治体の広い公園に許可なく入ってくるのです。


この写真は私が住んでいる村です。
植え込みに隙間があり、太いコンクリートの柱が立っています。
その手前には実は大きな溝まであります。
ハッキリ言って公園に入りにくい…。
まず、この植え込みの隙間は数年前に移動型民族の人達が無駄でこの公園を占拠しようとして木を切り倒して開けたものです。
その後、自治体がコンクリートの丸い柱を置き、昨年辺りに大きな溝を作りました。
何のために?
移動型民族の侵入を防ぐためです。
ちょうど先週の土日、村が騒然としていました。
車がおかしな場所に、道路を封鎖するように至る所に駐車されていたのです。



運動場の横の駐車場も写真のような状態で侵入できなくなっています。
写真は撮り損ねたけれど、割と広い道路の両脇には、ジグザグに車が置かれ、乗用車一台がギリギリ通れるくらいの隙間になっていました。
警察車両も土日中、頻繁に村を警備していて、こんな細い道警察必要?っていうところまで入り込んでいました。
最初は何が何だか分からなかったけれど、すれ違った村人の話によるとフランスの北から150車両くらいの大型キャンピングカーで移動型民族の人達が新天地を求めてやってくるという情報があったという事です。
もしかしたら上記のビデオの中で男性が語っているように、私が住んでいる村に直接、彼らが落ち着ける場所があるか電話してきたのかもしれませんが、詳細は分かりません。
とにかく村中が隣人同士の助け合いで一致団結して村を守ろうとしているのが分かりました。
【疑問】なぜ、フランスの小さな村々が移動型民族が滞在するのを嫌がるか。
- 人数が多すぎる(下手したら村人の数と変わらなくなる)
- 村のケーブル等を切って、自分たちの電力と繋げてしまう
- チェーンソー、斧、重機など何でも持ってるので簡単に村の物を壊していく
- 彼らが数週間から数ヶ月滞在後に去った跡地は観るも無惨にゴミだらけ、排尿の捨て置き等の問題が自治体として残る
- 村の治安が守られない(盗み等の問題。)
等々…。
私は一外国人の立場としてしかものを語れないし、この移動型民族の人たちと定住しているフランス人達の歴史は全く知らないけれど、2025年現在も古くからの歴史が繋がって現在の問題として残っていてることだけは確か。
SWIがビデオの中で伝えているように、根絶させようとしているスイス、スコットランド、ノルウェーが悪いのか、定住している田舎の人々の暮らしを脅かしていく方が悪いのか…。
フランスの小さな村に住んでいて、村を守ろうとする人々を目の当たりにすると複雑な気分になってきます。
パリはパリで例えば、私が先日行ったモンマルトルの丘周辺のような移民問題があるけれど、
移動型民族の問題は、現在の田舎独特の問題です。

