🩰日本でバレエダンサーは仕事じゃない。バレエに向き合う事の難しさ
バレリーナたちの人生とリタイア後
バレエ人生は決して簡単じゃない。これは誰もが思うこと。
でも、バレエを通して得られる経験は一言で言い表わす事ができない夢の世界🩰それに精神面で鍛えられるし、正しいレッスンを受ければ見た目も美しい姿勢で人を魅了することができる。
でも、残念な事に日本ではバレエは職業としてほぼ成り立ってない。だから『お金持ちの習い事』と言われるし、お金がないとできないのは事実。
この20数年間、バレエの指導者を職業としてやってきた中で、キラキラした面、闇が深い点など、いろいろ見てきた。
バレエダンサーの引退後に日本の場合、キラキラした未来はない。それが現実。
バレエの先生と言ってもピラミッド型で、底辺はそこ知れぬ広さ。バレリーナ同様、それを職業として食べていくのは難しい。
小さい時にどんなに天才と言われても、どんなに才能があっても自分で稼げず、40歳過ぎても実家暮らしで、親の脛をかじって生きていってる人たちも私の世代ではとても多い。バレエダンサーという裏側でアルバイトで食い繋ぐ30代、40代(50代も!)だって存在する。そういう人たちが引退後、元バレリーナ/元バレエダンサーになった時にどうなるか…。
現役のバレリーナ、バレエダンサーでも、どれくらいの人数が一人暮らしをして、自立した生活を送っているのか・・・
・🩰バレエは職業じゃない?/国内のバレエダンサーは仕事として食べていけない
私自身は、バレエ教室を運営する代表講師として多くの生徒やものすごく素敵な保護者の方に恵まれた。それは単に私がバレエの先生として優れてたのではなく、99%は運が味方してくれたおかげ。(私自身は元々バレエに全く向いてない体型だから。)
でも、容姿端麗で才能があっても運を掴めない人もいる。
でも反対にバレエダンサーとして容姿端麗とは程遠いのに、生徒達が国内コンクールで上位入賞を果たしたり、海外バレエ留学に行くなどバレエの指導者として成功する場合もある(私の経験談)。
このサイトでは私が経験した『日本のバレエの先生』のお仕事や在り方について広げていきながらキャリアチェンジの提案やバレエダンサー引退後の全く違う道であるバレエにこだわらない海外進出など、身をもって体験してる事を文章化していこうと思っています。
そして現在、バレエを職業としたいと思っている人たちやその保護者にも励みや参考になれば嬉しいです。
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