バレエの事とか、色々深刻だと書いている私だけど、私の毎日は基本的に大型犬と中型犬との戦い。そして、今は卒業論文。
ハッキリ言って日本のバレエ界とはもはや遠い世界にいる。フランスのバレエがたまにある。
でも、話の内容がやっぱり日本のそれとは全く違う。
フランスは治安が悪いところもあるし、もはや日本人の多くがイメージするような場所ばかりではないけれど、
人間との会話、すれ違う人との挨拶、郊外の電車、パリのメトロ…
どれも人間が人間らしく生きているように見える。
今だにこの歳で、よく知らない人と話すのは得意じゃない。
何を話したら良いのか分からない。
大学での授業中の発言もなかなかできない。日本ではただ黙って先生の言うことをノートに書き留めることを教わった。30年後の今、全く違う環境で、全く違う手法でしかも行ったこともない「大学」と言う場所で学びの機会を得ている。
でも、一方的に話してくれる人が多いフランス、話を聞いてるのが楽しい事も多い。
郊外の長距離電車もは特に暇な人で心にゆとりのある人が話しかけてくる。
そういう人はだいたいパリに着くまでずっと話してる。
一方的に。
私は話を聞くのが好きだから、そういう人の話を僅かな相槌でもって聞いている。
楽しい。
でも、パリのメトロは平穏な時ばかりじゃない。
何度も電車の中で喧嘩を見た。大概はアフリカ系のおばちゃんと誰か。
アフリカ系のおばちゃんと、
白人男性、
白人高齢の女性、
白人の障害を持つ女性、
アフリカ系の男性、
アフリカ系の女性…
白人系の相手の場合は大抵の場合、アフリカ系のおばちゃんが「人種差別主義者!」と叫んでるから、片っ方の白系の方は黙ってるけど、アフリカ系対アフリカ系は激しい。
どっちも引かない。
男性でも女性でも。
それで結果的に満員電車で取っ組み合いの喧嘩になって周りのアラブ系のおじちゃん達に抑えられてる。
私も何度か巻き込まれて突き飛ばされた。
こういう時、白人系の人はできるだけ関わらないようにしている反面、アラブ系の人はアフリカ系のおばちゃんに対して「まぁまぁ、落ち着いて!」と宥めようとする。
そしてアジア系移民である私はひたすらその様子を観察してる。
たまに喧嘩してる同士の会話が支離滅裂すぎて吹き出しそうなって、見ず知らずのアラブ系のおじちゃん時目配せする事がある。
そう、そういう時はたいていアラブ系のおじちゃんが多い。
日本だと考えられないような事が起こる事が多いのがパリの電車。
でももちろんいつもではないし、メトロの線にもよる。
だからフランス人が日本に行くと日本の電車の整然さに驚くのかもしれない。
騒いでる人がいないと。
でも、私が住むど田舎。
電車に乗る必要がないと言えば全くない。
大学に行かないのなら、電車に乗る必要もない。
ただひたすら犬たちと田舎の舗装されていない道を散歩する毎日。
おかげでフランス生活4年目にして長靴のゴム部分が割れた。雨漏りする長靴は困るので全く同じ長靴を新調した。
田舎の犬たちは自由に駆け回ることが多くて、ぬかるんだ道、泥の池、どこでも貼りまわるから1時間の散歩を終えた頃にはシャワーの水がしばらくの間茶色くなって流れ落ちる。
パリの舗装された道、整然とした街並みとは全く異なる田舎暮らし。
今日もこれから散歩に出かけます。
- 🇫🇷フランス生活。パリとは違うゆるーい田舎は泥だらけの犬との戦い。
- 🩰バレエについて語ることが人生の幸せだと改めて気付いたここ最近の出来事。
- 🩰「バレエ」で生きてきた人は「素直な子」が多く他人に騙されやすい。
- 🇫🇷パリジャンは想像できないらしい、フランスの田舎の暮らし
- 🩰日本のバレエ界の一般の日本社会からずれていると思う感覚。







