🩰日本バレエ界のやりがい搾取。給与面、勉学面、金銭感覚。
最初に言っておくと、バレエの先生でも理性的で、後進の事を考えているものすごくちゃんとしていらっしゃる先生も多くいます。
私の尊敬する先生は億単位の借金をして日本のバレエ界に貢献して下さっていました。日本のバレエの地位を上げようと努力されていた先生方もいらっしゃいます。
男性のバレエ講師でも、
「男性ダンサー全員が安心できるタイプではないから」
と言って、子供達がパドドゥなどで組むために連れてくる男性にものすごく気を遣って下さっている男性のバレエ講師もいて、暴言を吐くどころか、ものすごく静かな口調で、丁寧に子供達を指導して下さる方もいます。
また、現在も海外でのご自分の経験、知識を通して日本のバレエ界を良くしようと、最近クラウドファンディングをされていた方もいらっしゃいました。
でも、やはり、色んなバレエの先生がいて、一定数、独特な世界の考えを持ち合わせている方が、一般社会と同様にいることは事実です。でも、日本のバレエ界で声を上げているバレエ講師の多くが現状維持を目的とすることが多く、変革を嫌い、未来のバレエダンサーが夢を抱けるようなバレエ界のシステムの構築を促進しようとする人の足を引っ張ろうとする人達が多いと感じます。
エリアナ・パブロワが日本の家元的制度を上流階級に導入してから100年、その大正時代から変わっていない日本バレエ界のシステムを維持しようとする方が無理があると考えます。(一般企業で100年間、全くシステム変えず令和の今も経営してる会社はないと思う。)
ちなみに、日本バレエ団連盟の公式サイトの「バレエ団のマネジメントに関する調査報告」によると、加盟団体の半数以上が「契約の有無」の項を見ると、契約なし、つまり、バレエ団と本人の口頭契約のみと言う現状があります。
今回は私が過去に実際に見たり、聞いたり、体験したりした事の一部を書いてみました。また、昨今のSNSで見たりした事も一部あります。
日本のバレエ界において言えば、バレエダンサーの給与や収入、慣習、暴言、暴力に対しての、
私の感覚がズレていて、下記のバレエの先生たちの感覚の方が正統派なのかもしれません。
でも、令和の今、少なくとも一般の日本社会では疑問符が付くものが多いと思うのです。それは、
なぜ多くの才能ある
バレエダンサーたちが
海外を目指すのか
と言う視点で見るとわかりやすいかもしれません。(もちろん、海外を目指す理由は千差万別です。)
だから、私が疑問に思っている事を私自身のこのサイトの中で記しておきます。
私は、今の日本のバレエをエンタメとして盛り上げるのも、バレエの認知度を上げるのも決して悪い事だとは思いません。
むしろ、ダンサーが定期的な収入を得る機会を提供しているのであれば素晴らしいと思っています!
ヌレエフだって、ブタリーナと踊っていたビデオが残っているくらい!(豚リーナは空を飛ぶくらい身軽だったけど。)
今の日本でバレエダンサーが収入を得て生活できるようになるのだったら新しい方法を使うのは決して悪いことではないとは思っています。
でも、
その新しいやり方が好きではない
バレエ講師達が一定数いる
ことは認知しています。
雇用を生み、ダンサーに給与を発生させ、Youtubeなどの新しい技術で手探りながらバレエ界全体の改革をしようとしているダンサーやバレエ講師、エンターテイナー達を否定する事に全力を注ぐだけの日本のバレエ界の人たちが一定数いる事が残念でなりません。
もし、雇用を生み収入を得てるやり方に疑念を抱くなら自らが率先して未来のダンサー達の道筋を作ればいい。
否定し、従来の状態を維持しようとするのは令和という時代にはもはや通用しないのではないかと考えていますが、日本のバレエ界ではこの状態が長らく続いているため、それが常態化されている。
バレエは本当に夢があり、キラキラ輝くものだからこそ、今の日本の子供達が夢見たバレリーナ、バレエダンサー人生が辛いものでなくなるよう心から願ってやみません。
Youtubeなどに媒体を使ってバレエ界改革を起こそうと、起こしている人達や団体に対して変化をしない事を強要するのではなく、少しでも改善をしよう!新しい未来を切り拓こう!日本のバレエ界を盛り上げて行こう!と、前に向かう努力ができないものかと考えています。
※私は趣味でバレエをやっている人目線ではなく、プロを目指し、コンクールに年に何回も出場し、家計を圧迫しかねないくらいにバレエに打ち込んでいる人たちを対象に考えています。
お金持ちで金銭的に余裕があったり、上を目指しているけれど、金銭問題で困ったことがない人、趣味の人たちは、バレエを楽しんでやれる環境、バレエ講師に恵まれた環境ならいいな、と思っています。
一般常識とかけ離れた、時代にそぐわないバレエ界特有の概念を一新するような人達が現れる事を願って、私も日々勉強を重ね、声をあげています。
こうやって一人、声を上げることで私に何ができるかは分からないけれど、私は自分が立ち上げたサイトで自分の領域でもがいています。
それが間違った概念だとしたら
誰も耳を傾ける必要はない。
けれど、少しでも下記に記した事実が今尚、行われているのだとしたら(過去であってほしい!)それを是正するべく、未来に向かって動き始められないか、考えています。
セカンドキャリアを考えること、ダンサー引退後の未来を考える事もバレエダンサーとなるのと同じくらい重要な事です。
完璧な精度は
どこの社会にも存在しない
という事だけはいつも念頭においています。
- バレエと勉強の両立はできないという教育概念。
→なぜ?パリ・オペラ座の子たちは少なくとも高卒資格取得するし、オペラ座ダンサーで修士号を取得している人たちもいるし、引退後や怪我などで踊れなくなった後、義務教育終了だけで、どうやって働いていくのだろう。全員が成功者になれるわけではない。今バレエの先生として活躍している人たちはほんの一握りの成功者。
その下には数限りなく、「バレエダンサー」「バレエの先生」を夢見て散っていった人たちがいる。そう言う人たちが中卒で、自分の会社を立ち上げたり、親の会社を継がないのであれば、若いうちはフリーターでどうにかできたとしても生活は本当に厳しくなる。
⚠️中卒を推奨するバレエの先生たちの本意が知りたい。
また、昨今、塾に行き、中学受験をする子達の数が少子化とは反比例する形で増えている事実も考えてほしい。出せる親もいるとは思うが、一般的な家庭ではお金は湯水のようには出てこない。
- 海外にあるバレエメソッドで自分が好きではないものをレッスン受講者の前で蔑む。
→どの国のバレエのメソッドもその国の誇り。
日本には確立されたメソッドがない。だからこそ、各バレエ講師の裁量でバレエレッスン受講者に自分の習ってきたバレエメソッドを伝えるレッスンを行っている。ここのメソッドは素晴らしいけど、あっちは下手くそ、と貶すのは疑問を感じる。それならば、自分でメソッドを作り上げられるのも悪くないと思う。
- 夜中までレッスン。翌日小学校、中学校に行けないのを日常化、または推奨している
→子供は睡眠が大切。日本という恵まれた国で与えられた義務教育を受ける権利をバレエの先生が奪ってしまっているかもしれない。その事実に気づいていない。勉強はしなくたって、どうにかなるという昭和の考え方は令和ではもう少し議論の余地がある。
- レッスン代、ポアント代払えないなら、夜の仕事とか割りがいいよ。と勧めるバレエの先生。
→なぜ、その発想?女性ダンサーはいつ寝るの?
バレエダンサーは体力的に過酷であるはずなのに、それに加えてさらに夜も働けとバレエの先生が言うのは如何にもこうにも解せない。(女性の先生が言うとは限らない)2026年、こう言う発言を軽率にする先生がいない事を願う。
- (老舗のバレエ教室の先生たちが)この周辺の土地は私のエリアだから新参者はお断り。
→なぜ、若手の先生が参入してはいけない?
バレエ人口減っている昨今、集客をしたいのはわかるけれど、いくら長年に渡ってやってきたとしてもその土地は購入してない限り自分の縄張りではない。ヤ⭕️ザじゃないのだから、若い有能なバレエの先生を脅すような真似は勘弁してほしい…。特に地方に多い印象。
【バレエ教室が一斉に集まった市区町村のバレエフェスティバルであった本当の話】
老舗のバレエ教室が、気に入らないバレエ教室の上演中に会場の入り口を保護者を使って防ぎ、中に観客が入れないようにした。そこにそのバレエフェスティバルを見るために市区町村の長がやってきた。慌てた保護者が入り口を開けたところ、上演中に雪崩のように観客が入った。
自分の教室の保護者も使って、他の教室に迷惑行為をする教室もあるという事実。
- 素直じゃないとバレエは上達しません!
→一理ある。人の話を聞くのを右から左でスルーする人も多くいる現社会。
でも、バレエの先生の多くは自分と生徒の関係を盾の社会と見ている。つまり、師弟関係ならまだしも命令に従うものという考え方。普段から指導法に信念があり、常に一貫して聞く耳を持っていて、間違えを間違えと認めるような先生が言うなら信念があって仰っているのだとも思うが、多くの場合は服従に使用される。
- バレエ団所属を名乗るために団費
→一般大手企業に勤めている場合、給与なしで社費(組合費)を払う?
私自身、一般の会社にサラリーマンとして勤めた事がないから、分からないが、給与はないのに、社費だけ、組合費だけは払えと言う大手企業があるのだろうか?社費を払ったらうちの会社に所属してるって言っていいよ、と言う大手企業があるのなら知りたい。
- デブだから出来ねぇんだよ!と皆の前で叫ぶ。
→身体的、容姿を皆の前でイジるのは本当にどうかと思う。子供の頃習ってたバレエ教室で、男性バレエ講師にゲネで言われてる子がいて驚いた。
- 海外留学してお金がなくても、泊まる場所に困ったら野宿をして生き延びることもできるのだからお金は大切じゃない、気合いだと促す。
→女子は危険極まりなくて絶対やめてほしい。
今の欧米は確かに円安の影響できつい。でも、女子は特に日本国外では野宿はしてはダメだ。もし、欧米諸国で野宿をしてバレエに打ち込んで、バレエダンサーになったから貴女(女子)もできる!と武勇伝として語っているダンサーがいるのであれば、それは武勇伝でなく、本当に危ないからやめて!と心の底から伝えたい。
命は大切。
- 金が大切と言うなら、官僚目指せ。
→バレエダンサーになりたいけど、生きるためには社会人となったらお金が必要だと思う。
バレエダンサーには夢がある。だから、踏ん張って海外でのバレエダンサーを目指そうとする子達が多い。
お米を買う、飲み物を買う、全てはお金が必要だと思う。
特に、女子のバレエダンサーなら消費し続けるポアントは必須であり、これも円安や戦争が相まって、半端ない値上がりの様相を見せている。バレエシューズは穴が空いていても踊れるけれど、ポアントが潰れては踊れない。だから、お金は最低限必要。お金持ちになれなんて思ってはないけれど、バレエで最低限の収入が稼げるようになったらいいと思う。ヨーロッパの少なくないバレエ団ではバレエ団に就職し、収入を得るのが一般的。
パリ・オペラ座バレエも賃金アップ要求のためにストライキをやるくらい、お金は大事。
しかも、
中卒、高卒では官僚にはなる資格がないし、大卒の人だってそう簡単になれる職業ではない。安易に「官僚」という言葉を口にするのは官僚、及び官僚を目指して日々勉学に勤しんでいる人達に対しても失礼である。
まとめ
「お金と日本バレエ」の関係はすぐには改善できない難しい問題。でも、今までこれだったからこの先もこれでいいと言う事はない。だったらここで、バレエ界に蔓延している金銭リテラシーを変革する事は可能だと思っています。
それにはバレエに携わる大人1人、1人の概念を変える必要があるけれど、バレエ講師は良きにしても悪しきにしても頑固な人が多いので(私も)、今まで培った知識、経験等を翻す考え方や私のように発言する人間は疎ましく感じる人も少なくないと言うのは容易に想像できます。
生きるために夢を諦めるのは悲しいけれど、生きるために、前に進むために何ができるのか未来のダンサーには考えてほしい。
バレエダンサーという素晴らしい夢の舞台ために常に、人生のプランBをいつも置いておく事が必要なのではないかと思っています。
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