子供の教育はお金をいくらかけてもキリがないし、正解もない。発達障害(ADHD)がある子供の教育となると更に難しい。
母親としての私の願いはただ一つ。ADHDの二次障害と言われる鬱状態にならずに、前向きな人生を送ってほしい。
答えが見つからない問いに1人のシングルマザーがどうやって今まで子育てをしてきたか、母子家庭でも子供に発達障害あっても真っ直ぐに成長できることを自分の子育てを通して書いています。
非認知能力を育みながら人生を豊かにして、さらに積極性や粘り強さを自分の中で育てていってほしと思っています。
- 📚私流、非認知能力を育てる教育の原点
- 📖日本国内インターナショナルスクール事情 保護者として子供を通わせて
- 📖非認知能力を育てる教育とは?学習面、精神面での子供の成長に見る
- 🧠発達障害のある子の子育て
- 🇩🇰25年以上前に私が見たデンマークの教育
- 🇫🇷📚フランスの普通の公立中学校について(移民クラスUPE2A/フランス語の話せない外国人クラス)
- 🇫🇷📚実は日本よりも厳しいフランスの教育システム〜高校入学編〜
親もバイリンガル? 親は英語を話せなくちゃダメ?
子供達の通っていたインターの保護者の方は英語がネイティブ並みに話せる人もいれば、私のようにカタコトの人もいれば、全く分からない人もいました。学校からの手紙は全て英語と日本語(たまに英語だけの時もある)だったので、親が英語を話せなくても基本的には問題なかったです。
また、子供達自身もプリスクール入園時点では英語が全くわからない子供達がほとんどでしたが、子供は覚えるのが早いので卒園児には皆、ある程度は理解していました。
プリスクール後の進路は、インター?日本の小学校?
子供達のお友達の多くは日本の公立小学校を選択してました。理由はそれぞれあると思いますが、通学時間が異常に長かったり、エレメンタリーの方がプリスクールより学費が高額だったり、コスパ計算して日本の私立小学校に行く子もいました。
今は幼稚園(キンダー、プリスクール)には国からの補助が出ているので比較的行きやすいとは思いますが(私が娘達を行かせてた頃は補助金無し💦)、エレメンタリーは補助が出ないため一般的に高額な費用と学習内容が見合ってるかどうかが重要になります。
ちなみに私が子供達をインターに行かせてた理由の1つとして上の子のADHD要素がありました。
日本の幼稚園の「皆と一緒」という事が難しいように思えたので、個性を認めて(伸ばすんではなく、認めてです)もらえるところを考えました。
子供によっては英語の方が合う子もいるし、日本の教育の方が合う子もいます。それを見極めるのも全て親の責任なので、いろんな情報を集めて子供の教育に最適な方法を見つけ出せるといいと思います。
結局、どこの学校が1番良いかは子供の性格次第。
私が日本国内で子供達のバイリンガル教育を経験したのは子供達がそれぞれ2歳から10歳までです。
上の子は小学5年生から中学受験を見据えて地元の公立小学校に転校し、下の子は5年生(フランスでは中1)から🇫🇷フランスに移住してきました。
幸い、二人とも国内インター、日本の公立小中学校、そしてフランスの地元の公立中学校でも素敵な友達、そして何より親身になって彼女達を支えてくれる先生達に恵まれたおかげで全ての学校、学年で学校生活を楽しんでいます。
学校選びはとても重要です。
上の子は国立中学校(英語と日本語受験)を受けるため5年生で地元の公立小学校に移りましたが、苦手な漢字も担任の先生がフォローしてくださったおかげでだいぶできるようになりました。残念ながら国立の受験は落ちてしまいましたが、塾には行かず、帰国子女枠を利用して、英語と国語で受けた難関私立中学校は合格できたので、日本の公立の小学校の先生の手厚いサポートのおかげだと感じています。
下の子はインターが休みの度に短期間で地元の公立小学校に行かせてもらう事ができ(インターは休みが多い)、そこで一緒に登下校したり、放課後一緒に遊べる「地元の友達」をたくさん作れました。(上の子が4年生の時に地元の公立小学校の校長先生が変わって学校の雰囲気がとても良くなった。)
インターナショナルスクールを検討する前に、お住まいの学区の小学校、中学校の雰囲気がどうであるかとかもすごく重要な問題です。
今はインターネットにいろんな情報があって簡単に調べられる時代だからこそ情報に振り回されず、確固たる信念を持って保護者が学校選びをしなくてはならないと思います。
国内インターナショナルスクールの体験談〜キンダー(プリスクール)、エレメンタリースクール〜
フランスの中学校から高校入学システムは日本よりも厳しいかも…