📚バイリンガル教育。国内インターは子供の性格次第 éducation bilingue

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日本で生まれ育った人が自然に日本語話せるように、外国に行けば、その国で生まれたいろんな生活水準の人たちがその国の言葉で話せるのは当たり前。言語はツールに過ぎない。親のエゴだけで、英語が話せたらかっこいいからと、子供をインターに行かせるのはお勧めしません。

子供の教育はお金をいくらかけてもキリがないし、子育てには正解もない。発達障害(ADHD)がある子供の教育となると更に難しい。

インターナショナルに向いてる子どもと親の性格
個性的な子がとにかく多いです。日本の規律を重要視するような子供やご家庭だとイライラが募るだけ。国内インター、日本の常識通用しないところ多い

2024年現在、65%以上の退学者がいたらしいのですが、

理由:「学校に馴染めなかった」が1位だそうです。

だから、親のエゴで、なんとなく英語話せたらかっこいいという理由だけで子供をインターに入れるとその後、子供の性格によっては辛い毎日なだけかもしれません。

私の一保護者としての経験だけですが、日本人だけではないのでバックグラウンドが豊かな子達が多いです。
授業中座れない子もいます。先生に対して失礼な態度をとる子もいます。授業に全くついていけない子もいれば超優秀な子もいます。だから、お子さんが超日本人的な礼儀を重んじ、規律を重んじ、言われた事だけをきちんとこなしていくような四角い箱からはみ出すのが嫌いなタイプの子供であればインターはオススメしません。

うちの場合はとにかく逆に発達障害のため四角い箱に収まる事ができなかったので、生きやすいように子供の性質にあった教育を促してくれるところを探し求めた結果、国内インターだったので我が家の子達は楽しく通うことができていました。

親もバイリンガル? 親は英語を話せなくちゃダメ?
フランスの現地校に通う日本人

子供達の通っていたインターの保護者の方は英語がネイティブ並みに話せる人もいれば、私のようにカタコトの人もいれば、全く分からない人もいました。学校からの手紙は全て英語と日本語(たまに英語だけの時もある)だったので、親が英語を話せなくても基本的には問題なかったです。

担任の先生との個人面談も英語が全く話せない保護者の場合は通訳のスタッフが入ってくれていたようです。

また、子供達自身もプリスクール入園時点では英語が全くわからない子供達がほとんどでしたが、子供は覚えるのが早いので卒園児には皆、ある程度は理解していました。

プリスクール後の進路は、インター?日本の小学校?

日本人の親で家庭内日本語の場合、プリスクールだけだとバイリンガルとは言い難く、英語力の定着というのには程遠い子も多いですが、友達の多くは日本の公立小学校を選択してました。

理由はそれぞれあると思いますが、通学時間が異常に長かったり、子供の性格に合わなかったり、エレメンタリーの方がプリスクールより学費が高額だったり、コスパ計算して日本の私立小学校に行く子もいました。

今は幼稚園(キンダー、プリスクール)には国からの補助が出ているので比較的行きやすいとは思いますが、エレメンタリーは補助が出ないため一般的に高額な費用と学習内容が見合ってるかどうかが重要になります。
我が家の場合】2022年秋からフランスに移住した時点で10歳、13歳でフランス語力0だった娘達ですが、英語力があったからフランス語の習得が早くて良かったと話しています。
だから、海外移住や海外赴任などを検討しているご家庭では英語圏でも英語圏でなくても英語を話せるようになって損はないと思います。
地元の公立小学校でも学区選びはとても重要です。

上の子は5年生で地元の公立小学校に移りましたが、苦手な漢字も担任の先生がフォローしてくださったおかげでだいぶできるようになりました。

下の子はインターが休みの度に短期間で地元の公立小学校に行かせてもらう事ができ(インターは休みが多い)、そこで一緒に登下校したり、放課後一緒に遊べる「地元の友達」をたくさん作れました。(上の子が4年生の時に地元の公立小学校の校長先生が変わって学校の雰囲気がとても良くなった。)

インターナショナルスクールを検討する前に、念の為にお住まいの学区の小学校、中学校の雰囲気がどうであるかとかもすごく重要な問題です。

今はインターネットにいろんな情報があって簡単に調べられる時代だからこそ情報に振り回されず、確固たる信念を持って保護者が学校選びをしなくてはならないと思います。

国内インターナショナルスクールの保護者としての体験談
答えが見つからない問いに1人のシングルマザーがどうやって今まで子育てをしてきたか、母子家庭でも子供に発達障害(ADHD)あっても真っ直ぐに成長できることを自分の子育てを通して書いています。

🏫我が子の現在

今はフランス🇫🇷の田舎の公立校に通う日々で、現在は日本語、英語、フランス語を話す3言語話者です。

0から始めたフランス語ですが2年間で高校進学も普通校に入学できました。(学力、フランス語力が足りなくて内申が取れないと職業高校になる)

発達障害にも理解のある先生たち恵まれて、勉強は宿題や試験等で大変そうですがフランスでもたくさんの友達もできて楽しそうにしています。

子供達の語学力(英語・フランス語・日本語)

上の子によると、日本語と英語は同じくらい。フランス語力は病院の先生など知らない人に2年前に来てフランス語力0だったと言うと驚かれる。

下の子は話す言語は基本的に日本語が強いけど漢字が苦手。英語はほとんど出てこないけど、2023年の5月に受けたフランス全土の同学年の子達が受けた英語のテストで学校内学年1位、県内12位だった。最近は少しずつフランス語が増えてきている。でも学校でも「メルシー(ありがとう)」「ボンジュール!(こんにちは!)」と言いながら会釈してしまう癖が抜けない。

子供達関係のサイト内リンク
📖日本国内インターナショナルスクール事情 保護者として子供を通わせて
🇩🇰📚非認知能力を育てる教育の原点
🇩🇰25年以上前に私が見たデンマークのユニークな教育
🇫🇷📚フランスの普通の公立中学校について(移民の子クラス/一般クラス)
🇫🇷📚実は日本よりも厳しいフランスの教育システム〜高校入学編〜
🧠発達障害のある子の子育て
いずれの情報も私の経験に基づくもの、カウンセラーではない一個人の意見なのでフランス留学を希望する場合は最新の情報をご自身で調べることを強くお勧めします。
フランス留学のまとめ
🇫🇷語学学校/語学のための大学選び
🇫🇷ソルボンヌ・ヌーベル大学(パリ第3大学)DULFの申込方法と学生ビザ登録の流れ
🇫🇷ビザ却下を経験した経緯
🇫🇷子供のビザはビジタービザ
🇫🇷高卒、学生ビザ取得でフランス大学留学
🇫🇷フランス生活であった方が良いもの