(※学生ビザ却下の経験談)
フランス留学のまとめ |
🇫🇷語学学校/語学のための大学選び 🇫🇷ソルボンヌ・ヌーベル大学(パリ第3大学)DULFの申込方法と学生ビザ登録の流れ 🇫🇷ビザ却下を経験した経緯 🇫🇷子供のビザはビジタービザ 🇫🇷高卒、学生ビザ取得でフランス大学留学 🇫🇷フランス生活であった方が良いもの |
・1度目のフランスビザ申請却下。最大の理由は語学学校
申請したのはパリにある比較的学費の安い語学学校でした。
情報収集の際、ネット上で過去の経験者(2018年頃のコロナ前の情報)がここの語学学校でビザ申請通った話が載っていたので、何の躊躇いもなく選んだのですが、フランスは毎年、学生ビザ及び他のビザも取得が厳しくなっていてそれで却下だったようです。
フランス政府認定校がカギ🔑
受験とかの制度はなく、誰でも入れる語学学校。それでもフランス語レベルがまだA2ほどだった私は、日本人のスタッフの感じがとても良くてここなら安心できるかなぁと…。
フランスは何でもかんでもデュプロマの国。だから、その後、キャンパスフランスでも大使館でも、なぜこの学校を選んだのか?と言う問いをものすごい聞かれた事に驚く結果に。(その時はどこでも学生ビザが簡単に発行してもらえると思ってた。)
その後、長期学生ビザ却下の手紙をもらった時の落胆は人生終わった気分でした…😭
ビザ却下の理由。なぜなら
この学校はフランス政府認定の語学学校ではなかったから。
フランス政府認定校か否か…後々それがこの国ではものすごく重要だという事を痛感しました…。
長期学生ビザ、却下経験から取得までの道のり
フランスへ移住するために学生ビザ(コロナ禍で、それ以外の選択肢がなかった。)を取ったのですが、1人ならまだしも娘達が一緒だったので、それはそれは大変な作業でした😖※苦労話、子供達のビジタービザの話はここ
1、語学学校を選ぶ
2、日本でフランスに語学留学のためにキャンパスフランスでの手続きを取る
3、長期学生ビザの取得申請を日本にあるフランス大使館で行う。
こう書くと、至ってシンプルなようですが…
本当に大変だった😱
その後、長期学生ビザを却下されたから、大手のフランス留学のサポート機関にお願いしようとして断られた😭
却下された時の長期学生ビザ取得の時にした事
1、安さで語学学校を選んだ。
私が1番行きたかったソルボンヌ・ヌーベル大学の語学コース(DULF)の募集時期ではなかったので、他の語学学校を探しました。
2、上記、語学学校に申込→入学許可→振り込み→日本にあるキャンパスフランスで面接!
3、キャンパスフランスで面接。⇨ なぜその語学学校にしたのかめちゃくちゃ突っ込まれた。
安さで選んでいた私はなぜそこまで突っ込まれるのか疑問しかなかった。だから必死に、キャンパス・フランスの面接官に
本当はソルボンヌ・ヌーベル大学(パリ第3大学)のDULFに行きたいけど、募集の時期じゃないからとりあえずここで、学んで5月の申し込み時期に願書を出して9月からソルボンヌ・ヌーヴェル大学に通いたい!
と、力説しました。
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当時、私はソルボンヌ・ヌーヴェル大学もどこでも願書を出せば入れると思っていました。
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無事にパリ3大学入学後、授業中に大学教授が「毎年世界中の、ものすご〜い数の志願者を落としてるのだからそう簡単にドロップアウトしないで!」と言ってるのを聞いてそこで初めて希望者全員入れるわけではない事を知りました。
そのくらいの知識しかなかったのでキャンパスフランスの面接官は
フランス政府認定校か否かすら分かってないのに大学に受かるはずない!
と思ってたんだと思います。
4、その後、フランス大使館でビザ申請。
出発予定のちょうど3ヶ月前。飛行機のチケットはすでに購入済み。
日本のフランス大使館内の出来事が悪夢だった
私たち3人以外には若い女性が一人だけの管内でした。
自分たちの番が回ってきた時に私は笑顔(顔は緊張で引き攣ってたけど)で書類を提出すると担当の女性が難しい顔で、
「何故この学校にしたんですか?」
とキャンパスフランスと全く同じ問が・・・(デジャブ!)私も落ちるなんて思ってもないから同じ答えを・・・そして、
2つの重大な欠陥
- 翻訳した戸籍謄本に外務省発行のアポスティーユをつけるのを忘れていた!抜けすぎも良いところの私・・・
- 子ども達の長期保険、365日分にしたらこれだと1日足りないので366日分にしないといけなかった。
怒られながら、
「ちゃんと確認してください!これだと受け付けられませんが、とりあえず他の書類は預かって戸籍謄本にアポスティーユを付けて、保険の日数を追加してこの紙の住所に早急に送ってください。」
と言われ、
- 申請料金の支払い(3人分で3万円以上‼️)
- 写真を撮影
- 指紋採取
・・・その場を後にしました。
それから一週間後
まだ戸籍謄本の再提出もしていないのに大使館から一通の封筒が・・・
「ビザ却下のお知らせ・・・」というのがフランス語で書かれていました。
この時点で、呆然というかもう心が動かなくなった気分でした。
ショックすぎると涙も出ないんだと初めて知りました。
よく読み返して、これがもう2度と取れない却下なのか、もう一度再チャレンジできる余地があるのか、ネットで調べてみるけれど、なかなか却下の経験を書かれた方に行き着く事ができず、私だけの経験なのかとその後暗い気持ちで年末年始を迎えたのでした…
2度目のチャレンジで長期学生ビザが出国予定の3日前に取得できた事で、この話が全て笑って吹き飛ばせるけれど、そこからソルボンヌ・ヌーベル大学のDULFに受かるまでとビザが取れるまでの間は生きた心地がしませんでした。
最後に、いずれの情報も私の経験に基づくもの、一個人の意見なのでフランス留学を希望する場合は最新の情報をご自身で調べることを強くお勧めします。
⭐️ビザ却下だったけれど、2ヶ月間だけパリに住んでいた理由は、
- 飛行機のチケットは取得済み
- パリのアパートも契約済み(支払済み)
- 子供達の学校も入学許可をもらっていた
- 子供達がフランス生活が合うか確認するため
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2ヶ月の仮住まいで得られた成果
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子供達はその短いパリ生活でコロナ禍だったけれど、フランスは怖いところじゃないと理解できたし、お友達も作れたしで中身の濃い2ヶ月となって日本に帰国したのでした。
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その後、本格フランス移住して
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それから私がソルボンヌ・ヌーベル大学のDULFコースの合格後、9月に再渡仏。
⭐️多くの学校の転校を経験した娘達の順応性の高さに感謝しかない母です。
破天荒すぎる、まともに就職活動すらした事がない高卒の私ができたので、子供達の協力、理解があれば誰にでもチャンスはあるのだと思います。(ちなみに2024年現在、二人とも楽しそうにそれぞれ現地中学、高校に通っています。)