🩰日本バレエ協会は「1946年の東京バレエ団」を基とする団体で日本バレエの統括ではない。

日本バレエ協会のことを知らない人ももしかしたらいるのかもしれないということで、まとめてみた。

日本最大の組織でありながら独立した個々のバレエ教室またはバレエ団が任意加盟の公益社団法人。

国としての機関ではなく、1946年の東京バレエ団発足を基とした団体で、現在の東京バレエ団とは一切関係ない。※成り立ちが異なる。現東京バレエ団は佐々木忠次により創設。

また、基本的には収入を得ていない社団法人であり、報酬があるのは事務局の数名のみとなっている。

理事をはじめ、それぞれが独自のバレエ団またはバレエ教室を運営しているため、日本のバレエ界全体の規制、取り締まりを行う団体ではなく、バレエの普及を主な活動としている。歴代の日本バレエ協会の主催の公演の主演を見ていくと、基本的には現在の理事またはそこと関係がある人達のみが主演、出演している。

よって、例えば、Kバレエであるとか、現東京バレエ団などの関係者の名前は私が調べた限りは見られなかった。

また、余談ではあるが、なぜ森下洋子さんが!あのヴァルナで1974年に金賞を取った森下洋さんが「世界バレエフェスティバル」に出演してなかったのか、と言うことを調べた時、当時の松山バレエ団は日本バレエ協会よりであり、佐々木忠次氏率いる現東京バレエ団とは違うグループであった。

よって、世界のスターと東京で踊る機会が与えられなかった。それは最初の東京バレエ団がなぜ仲違いしてバラバラになってしまったかと理由が似ているのかもしれない。(それについてはよく深掘りしてから記事にしようと思っている。)

ヌレエフもジョルジュ・ドンも世界バレエフェスには出ていたのに…。

以下が、現在の役員であるが、それ以外にも全国に支部がある。また、この団体に加盟するのは有償である。

2025年現在は1865名の会員がおり、11名の未成年者(準会員)が加入している。

日本全体のバレエ講師数は2021年現在で訳13,000人(昭和音楽大学バレエ研究所調べ)。

以下の特記事項は日本バレエ協会サイトからの引用。

【会員に関する特記事項】
公益社団法人日本バレエ協会は、4 月 1 日をもって満 18 才以上の正会員をもって社員とする。
正会員の他、満 16 才以上、18 才未満の者をして準会員と称する。
令和 5 年度の本法人への入会金は¥3,000 であり、会員の年会費については下記である。
正会員=¥18,000(年額)、準会員=¥9,000(年額)

会員になると、「全国合同バレエの夕べ」をはじめ、日本バレエ協会が主催する公演に出演できる機会を得られる。また、「全日本バレエ・コンクール」も主宰。

その理念の根本は上にも挙げた1946年発足の東京バレエ団の理念と同様。

現在は「総体的な技術・芸術性両面の底上げと、新たなバレエ芸術の創造を目指して活動」及び、「良質なバレエ作品公演を提供し続け、あるいは優れたダンサーや振付家を発掘・育成するため」

理事会役員(令和6年現在:本部)

※敬称省略

会長:篠原聖一(男) 下村由理恵バレエアンサンブル総監督

副会長:今村博明(男) バレエシャンブルウェスト総監督

専務理事:法村牧緒(男) 法村・友井バレエ団団長

理事:

江藤勝己(男) バレエ・シャンブルウエスト音楽監督/京都バレエ専門学校講師

幸田 律(男) 幸田バレエ教室主宰

佐藤崇有貴(男) Amour Ballet主催

佐藤真左美 MBLバレエレッスン主宰

柴田英悟(男) Minori Ballet Studio

鈴木和子 スズキ・クラシック・バレエ・アカデミー主催

多々納みわ子 多々納みわ子バレエスタジオ主催

成澤千香子 若尾バレエ学園学園長(主催者は別)

本多実男(男) J.Honda Ballet主宰

前田藤絵 前田バレエ学苑主宰

山本教子 山本教子バレエスタジオ

代表監事:小堀規子(岩田 規子) 

監事:澤井秀幸(男) グランワルツグループ代表/坂戸エンターテイメント 取締役/劇団四季出身/座間文化芸術振興会理事/(社)日本ジャズダンス芸術協会 理事長

名誉会長:岡本佳津子 井上バレエ団代表理事

最高顧問:小林紀子 小林紀子バレエ・シアター主宰

事務局(報酬有り):以下3名

本部事務局長:梨木清孝(男)

事務局員:古谷野冴香/山本真由子

一つ、気になることを付け加えるのであれば、女性の数が圧倒的に多い日本のバレエ界において、日本バレエ協会の理事メンバー21名中、ほぼ半数の10名が男性である。
また現状においては会長、副会長、事務理事のトップ3名は男性。(以前は現在名誉会長の岡本佳津子氏が会長)

つまり、結局、バレエでダンサーとして活躍した後も女性の場合は、その後、日本のバレエ界で活躍できる場所が限られるのである。

名前生年没年バレエ団名等その他の情報
エリアナ・パブロワ
(霧島エリ子)
18971941鎌倉
パブロワ・バレエ・スクール
貴族?旅芸人?
慰問先の南京で死去。日本に帰化
オリガ・サファイア19071981日劇ダンシングチームのバレエ教師日本人外務官の妻
ロシアのダンサー
橘秋子19071971橘秋子舞踊研究所(橘バレエ学校の前身)実家、宇都宮の家格の高い農家
服部智恵子19081984服部・島田バレエ団父、ロシアで貿易商
東勇作19101971東勇作バレエ団エリアナ→オリガに師事
牧幹夫19091970牧阿佐美の父、インド舞踊研究実父、宇都宮で弁護士
小牧正英19112006
小牧バレエ団(現国際バレエアカデミア)岩手県の富裕層の家(醤油販売商店)、画家を目指
松尾明美19182013松尾明美バレエ団1946の全幕白鳥でオデット/オディール。渋谷区生まれ
島田廣19192013服部・島田バレエ団韓国生まれ
貝谷八百子19211991貝谷八百子バレエ団父、九州の代議士、規格外の富豪
谷桃子19212015谷桃子バレエ団父、兵庫県で外国の商社勤務
近藤玲子
(貝谷の姪)
19232009読売ランドの
近藤玲子水中バレエ団
宝塚で扇千景や淡島千景を指導
松山樹子19232021夫、清水正夫を団長として松山バレエ団設立父、兄共に競馬調教師、鹿児島出身
薄井憲二19242017東大出身、東勇作バレエ団所属、元日本バレエ協会会長東京生まれ、戦後、4年間のシベリア抑留
太刀川瑠璃子19272008スターダンサーズバレエ団成蹊小学校、東京女学館卒業
大瀧愛子19282007大瀧愛子バレエ・アート(タカラジェンヌの指導で有名)1953単身渡米バレエ留学
日本バレエ協会1958発足1946東京バレエ団が発端1957のボリショイバレエに影響され、再集結
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Yoshiko

元シングルマザー&元クラシックバレエスタジオ運営・代表講師。フランスの大学に行くため一念発起して長期学生ビザ(visa étudiant)を取得して母娘でフランス移住🇫🇷一度目のフランス長期ビザ却下をえて、現在パリ郊外で田舎暮らし中。

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