🇫🇷村を移動型民族から守る。外国人として見るフランスの田舎の生活問題。

パリにはパリ独特の暮らしがあるように、田舎には田舎の暮らしがあるし、田舎の人たちはパリで暮らしたいと思う人たちは少ない。

パリの話をすることがたまーにあると、

「あー、ボーボーパリジャン…」と、急にテンションが下がる。

パリの、殊に田舎のカンパーニュに住む人達は全く違う時間軸で生きてるように思うことが多々ある。

ボンリューの生活はまた異なり、それは「シテ」という巨大な貧困層の暮らしが支配する場所。

そこは社会住宅で埋め尽くされ、道行く人達は今はフランス人かもしれないが、一見するとアフリカ系であり、アラブ系である。私の住む村の半径20kmにアジア人のシテはない。

アジア人が多く住むのはパリ13区の社会住宅が有名。そこには高層ビルがあり、そこがベトナム人、中国人の街となっている。

パリ郊外のアウトレットモールの近辺(ディズニーランド・パリの近く)にもアジア人、殊に中華系の人たちが多く住む街があるが、そこはシテではない。そこには中華系のスーパーがいくつも点在し、外国人でアジア人である私にはとても便利な場所である。

米も買えるし、肉まんも買える。日本系の食材や調味料も多いから、何かと助かるが…問題は遠いこと。

今日このブログを書いているのは最近の私の住む村で再び、移動型民族から村を守ろう!と言う呼びかけがあって、この週末、村は慌ただしかった。

最近、暖かくなってきたせいもあって、移動型民族の移動が活発化しており、もれなくうちから15kmほど離れた大きなショッピングモールの近くの空き地(車が入れない場所)が、50台ほどのキャンピングカーで埋め尽くされた。

彼らはどんな場所でも入り込み、そこに数ヶ月から1年ほど滞在する。そして、近隣のケーブルを切って、自分たちの元に電気を引き込んだりする。彼らがどうやって生活をしているか…、近隣の村をトラックで周り、金目になる粗大ゴミを収集。

それ以外には…ここに書くことは控えよう。

彼らが去った後はまた大変で、ゴミは散らかり、糞尿は放たれ、無法地帯に悪臭が漂う状態になる。

そんな彼らが私の住む村の、私が毎日犬の散歩をしているエリアに入ってくると言う情報が村のネットワークであった。

そのため、村の人たちは村の入り口に自分の車でバリケードを張った。

村の大きめの入り口は普通乗用車が一台ギリギリ通れる幅で、警察車両も頻繁にパトロールをしていた。

そして、移動型民族が占拠するであろう場所の入り口の前にも数台の車が、その中に入れないような縦列駐車をしていた。

のどかな村で度々起きる移動型民族問題。

村を守ろうとする村人と伝統だからと言って21世紀の現在も昔からの生活スタイルを車に変えて続ける移動型民族の人たちの戦いはこのフランスでは永遠に続いていく問題なのかもしれない。

とはいえ、この問題、

パリに住むボーボーパリジャンには何の影響もないから、パリに住む多くの人たちは知らない問題なのかもしれない。

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Yoshiko

元シングルマザー&元クラシックバレエスタジオ運営・代表講師。フランスの大学に行くため一念発起して長期学生ビザ(visa étudiant)を取得して母娘でフランス移住🇫🇷一度目のフランス長期ビザ却下をえて、現在パリ郊外で田舎暮らし中。

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