🩰学ぶ事は強制じゃない。無知から少しだけ「無」取ろうと努力する事

今、大学の論文に追われてる。

口頭論文も含めて5種類…。本当に大変。

誰にも頼まれてないし、誰にも強制されてない。

キツイなら辞めれば、いいじゃんと思う。

でも自分が学ぶ事で将来的に誰かの力になりたいと思う。

目下、大きな夢は日本のダンサーがコールドでも食べれるようになること。

これを読んでる皆さんの中には日本のバレエ公演が好きな人も多いはず。

3月は退団のお知らせが多い。

4月になってバレエ団変わって活動してる方もいるだろうけれど、「あの人は今・・・」という人達が思い返せば数十年分くらいいるんじゃないかと思う。

ご結婚されている方もいるかもしれないし、ご実家の家業を継いでる方もいるかもしれない。

バレエダンサー後、幸せな人生を歩んでる方もいらっしゃると思う。

でも、その裏で中にはダンサーとしての生活は収入が少ないため思った以上にきつくて辞めざるを得なかった人達も一定数いる。

バイトでどうにか食い繋いでいる人もいる。

バレエを鑑賞する側は「⚪︎⚪︎さんの踊り素敵!」「この人のジゼルが今度は見てみたい!」「あのコールドダンサーの△△さんの踊りが光ってた。」とか、思い思いにあると思う。

でも、退団していなくなったら一時はその「推しの人」の事を考えるだろうけれど、その人がネットもやってないような人ならある程度期間が過ぎるとそのうち忘れ去って新しい「推し」を発見してると思う。

でも、その退団してしまった人はどうやってその後生活をしているのか…。

誰も考えない。

他人事だから。

芸能人が引退しました〜。というのと同じ。

でも、何度も書いているけれど、ロシアやその他のヨーロッパの国々ではバレエダンサーは国家公務員

つまり、本来なら国から守られるべき存在。

でも、日本の場合はそういう文化的活動に理解のある政治家が存在しないからいまだに何もない、現在の力を持ったバレエの先生たちも自分たちの権利や未来のダンサーのための改革に乗り出さない。

100年前からただのお金持ち層の習い事の一つと捉えられている考え方に大きな進展がない。

もし、国に確固たる制度があれば、ある程度バレエ団に所属、貢献してからの引退後なら、そこから年金がもらえてもおかしくないはず。

ちなみにフランスのパリ・オペラ座バレエは42歳と半年が定年。

バレエ鑑賞が好きな人はその時の「推し」があっても彼らが引退した後の人生は考えてない人が多いと思う。でも、バレエダンサー、またはかつてバレエダンサーであった人達の人生は一般の人と同じように、もしくは体力的にはたくましく、それ以上続く。

人生を歩んでいる。

バレエ団引退、それが人生の終わりではない。

バレエは人に夢を与える仕事だけれど、観ている人は舞台で輝いてるダンサーたちだけを観て裏側は見ない。

当たり前。

でも、ダンサーたちには現実の生活がある。

舞台は夢の世界。

踊る事は人生。

でも、その日の暮らしを続けるのも人生。

お金がなくても夢があるから幸せっていうにはバレエ人生は短か過ぎる。

でも、誰も言及しない。

わかってる。

でもこれが現実。。。

国は動かない。

そんな政治家いないから。

ならば、民間の力でどうにかならないか?と言うのが今の私の問い。

民間の力というのはバレエファンやバレエに携わる人達が動き出す事はできないだろうか?

私には地位も名誉もコネもない。

ただ、自分の陣地で独り言のように叫んでいるだけ。

自分でも何もできなくて情けないと思う。

それでも、私の大好きなバレエの教え子たちが舞台で輝く日のために、フランの大学やフランスのバレエの在り方を見て、私ができる事を探していきたい。

もう今はその子たちにとって直接のバレエの先生ではないけれど、私は他人事として大好きな子達を放っておけない。

何故ならバレエが好き❤️、バレエは夢があるって言う思いを伝授してしまったのは私だから。

だから、子供達にバレエが好き❤️バレエダンサーになりたい❤️と思わせてしまったバレエの先生達には本気で未来の子供達のことを考えてほしい。

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