【バレエの発表会費用の内訳は?】フランスのバレエ教室との比較。

私は一人のバレエスタジオの経営者だったものとして、一般的なバレエ教室の発表会費用及び、一般的なバレエ教室の金銭感覚で記事を書いていますが、これが100%のバレエ教室に当てはまるものではない事はご理解ください。

バレエの先生はボランティアではない。

バレエを理解し、古典の演目でバレエの発表会(幕物抜粋、3部構成等)をやろうとすると、赤字にならないギリギリで計算して、頑張ってもある程度、数万円単位ははかかる。

それでも高いと感じるなら日本でまともにバレエを習うのは最初から辞めた方が良い。

または、カルチャーセンターで習うとか、発表会を大きな舞台でやらない、スタジオ発表会程度で済ませているお教室を探すことをオススメします。

フランスは事情がだいぶ違うので下記のビデオで発表会費の金額等話してます。(日本と比較にならないくらいの安い金額です。それは一つのバレエ教室であっても企業からの寄付や入場料を取るのが当たり前だからです。ビデオで話している金額は、衣装代も込みです。)

ただ、注意すべき点はフランスと日本のバレエのレベルを比較した時に、圧倒的に日本のバレエの方がレベルが高く、質が良いと言う事です。

それは日本のバレエ界のバレエ講師達がバレエ上達のために日々努力しているからに他ならないですが、フランス人…基本、頑張らない人多め。(パリオペのバレエ学校は話が別。)

バレエの発表会費用の相場というものは存在しません。

バレエ教室によっては主役を踊りたければ100万円というところもある(あった)し、数万円で小さなホールで発表会を開催するところもあります。

それでも大概のバレエ教室が諸々の場所に支払う費用は下記の内訳に大概当てはまると思います。

ここまで具体的に書いたことはないけれど、私自身は生徒さんたちに発表会のお知らせをする時はこういったものに費用がかかりますという事をお手紙にかていました。

国内で一地方のバレエ講師としてやっていた私が明かすと、

(スタッフにかかる費用:個人経営、バレエの先生私のみ、その他の常駐スタッフ0人)

舞台監督、照明,音響さん等の舞台にまつわるスタッフにかかる人件費:少なくとも1日100万円ほど。規模によっては200万円以上。

前日リハを考えると余裕で跳ね上がります。

理由:一つの舞台を作るのにスタッフさん20人前後必要。その方々への食事、飲み物,おやつ等

それ以外に、

  • ホール代:大きさによるけど10万円から40万円ほど。1000、2000人規模の大きな有名なホールでやれば、更に高い。
  • 当日の施設利用料:これも場所によって大きく異なるけど、10万円から高いとこだと40万円近く。
  • 舞台背景:50万円くらいから♾️(無限)
  • 発表会本番用の音の編集費:数万円から数十万円
  • プログラム作成料、印刷料:30万円くらい
  • 男性ゲスト費用✖️人数(これも男性ゲストによっては一回の舞台で100万円の方もいます。※レベルや経験、どれだけその教室の生徒の手伝いをしてるかにもよる。また、男性の先生よっては毎回のリハーサルで豪華なお弁当を要求してくる方もいます。)
  • 衣装代:ちゃんとしたところで借りた場合、1人あたり、小さい子用:8000円前後、大きい子、並びにソリスト等:1万円から5万円 ※幕物の特殊衣装だと1着10万円以上する
  • リハーサルの大きな場所代:1日借りで1万円から3万円✖️回数
  • 外部の先生に振付頼んだら: 数十万円
  • 会場アナウンス代:数万円
  • 本番用のメイクを外部に頼んだら:未知数
  • メイク用品代:一式揃えるのに数万円✖️セット分

あとはそれにお団子ネット代、タイツ代、本番用サテンシューズ代、見に来てくれた人達へのお礼の品代、ポアント代(✖️♾️無限)等々…枚挙に遑がないです。

その他必要なもの

保護者の方のお手伝い(ボランティア)

バレエの先生が努力しなければ余裕で一回の舞台で500から1000万円以上はかかるのでそれを人数で分ける感じです。

先生によってこだわりが違うので絶対に衣装にこだわる人もいれば、音にこだわる先生もいる。プログラムにこだわる先生もいるでしょう。

そうすると,上記の金額から更に跳ね上がります。

人数が50人のお教室なら最低でも全体にかかる費用が500万円とすると必要経費だけで1人あたり100,000円はかかります。

それに上記に挙げたタイツ代,ポアント代等を考えるとすごい金額です。

逆に人数が100人越えなのに、発表会の背景とか舞台規模とか大きくなく、衣装も先生の手作りっぽいのに参加費が20万円とか取るお教室は先生のポケットマネーに行っている可能性は大です。(先生がブランド品がお好きならそういう可能性はさらに高い。)

でも、バレエの先生もボランティアではない、ほとんどが個人経営なのでそれもアリです。

※🩰ちなみに私がどのくらいの金額を生徒一人当たりでバレエの発表会をしていたかをぶっちゃけると、自分がサラリーマン家庭で育った経緯,母子家庭として子供を育てている事で一般的な日本人がキツいけど、高くてどうにもならないというような金額にならないように気をつけた結果ですら、下記のような感じです。

  • ホール代(当時1400人ほどの集客できるホール)や舞台にまつわるもの代(プログラム代とか細々した物すべて)、
  • 衣装代✖️2着、
  • 本番用タイツ代、
  • 小さい子のサテンシューズ代

上記すべて込み,発表会後の保護者の追加料金なし

《経営者として私が努力した事》

できるだけ保護者の追加料金ないように舞台監督さんに頭下げ、プログラムは私が制作し、前日会場費を夜だけなど頑張っても、

結果毎回の発表会費、一人当たり、

  • 小学校低学年まで6万円
  • それ以上の大きい子8万円
  • パドドゥ組む子10万円

です。もちろん、この金額でも高いと言われる方はいました。

お金の価値観は人それぞれ違います。これで高いと思う人もいれば、安いと思う人もいる。

だから、各ご家庭、夫婦間、親子でバレエの発表会代、それにまつわる費用についてしっかり話し合う必要があると思います。

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Yoshiko

元シングルマザー&元クラシックバレエスタジオ運営・代表講師。フランスの大学に行くため一念発起して長期学生ビザ(visa étudiant)を取得して母娘でフランス移住🇫🇷一度目のフランス長期ビザ却下をえて、現在パリ郊外で田舎暮らし中。

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