海外移住で1番の問題はいつもビザ。
フランスに住み始めて2年。
最初は学生ビザ却下。
そして、無事に学生ビザ取得して、家族ビザ。
娘達は未成年だからすでに5年間または18歳の前日までの滞在許可証を持っている。
大人の私は1年更新。。。😢
早く3年ビザ欲しいな。
って言う状態だけど、日本人の未成年じゃなくて大人でも二重国籍は存在すると言う話。
(結婚したら自動付与の二重国籍はちょっと別の話としています。)
本来日本人と外国籍で二重国籍を認められている国の親を持つ子なら20歳まで合法的に二重国籍が認められている。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06.html (法務省のリンク)
でも、↑ここには書いてないけれど、いわゆるハーフの子達が日本国籍をその後に選んだら、二重国籍が認められている外国籍の親側のパスポートと合わせて所持することが可能。
いわゆるハーフの子達の場合、
日本国籍を選んだら一方の国籍を手放す努力をしなくてはならない。
けど、罰則等はないため,大半のハーフの人が大人になっても日本パスポートを所持している現実がある。
私のかつての友人でヨーロッパと日本人の親を持つ子がいた。
その子と知り合ったのは私達が17歳の頃。
彼女は日本語が全く話せず、日本にも10歳の時に一度だけ行った事があると言う程度だった。
でも、私と知り合って、片親側の国、日本に興味を抱くようになって、20歳の時に親戚を頼って1人で来日した。
正確に言うと、その時は日本人パスポートを使ってきたから帰国した。
だから、ビザを取る必要もなく、1年半の間、初めての日本暮らしをしていた。
それから20数年後、30歳を超えて自分の生まれ育った国(一方の親に国)で、日本の事を勉強して日本語を教えるまでになった彼女は仕事の関係で数年に渡り4ヶ月間子連れで来日、残りは自分が生まれ育った国での生活をしていた。
その時も事務手続き的には帰国。
だからビザ要らず。
子供達のお父さんはまた別のヨーロッパ人だけど、母親が日本人パスポートを持っているから子供達も日本人。
そんなわけで彼女の子供達は二重国籍ならぬ三重国籍。
それでも合法だし、彼女自身も日本国籍を選び、二重国籍が可能なヨーロッパの国の国籍と合わせて両方いまだに所持している。
それも合法。
だから、日本は単一の国籍しか持てない人もいる一方で日本語が話せなくても家族代々日本人パスポートを持てて、好きな時に日本に好きなだけ住める環境の人もいる。
逆に私は日本人だけど、他国の国籍を取得したら外国人となって、確実に日本国籍放棄しなくてはならない。
生まれながらの二重国籍の子達とは立場が違うから。
つまり、日本にはビザなしでは3ヶ月以上住めなくなる。
そう考えると日本の国籍って不思議な制度だなぁと思うけど、両方共に日本人の親の元で生まれたら国籍は選べないから仕方ない。
海外に住む事を考えると生まれながらの二重国籍というのは何かと便利なものだなと考えた国籍問題でした。
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