ひょんな事から2週間前に決まった小さな村のコンサートに2人がバレエを踊る事になった🩰
3日前にできたチラシには私達3人の名前もちゃんと入ってる。
なぜ私の名前が入っているかというと振付&衣装❤️
でも、教会で踊るはずが1週間前に場所変更で村役場。
その後も色々あって1週間前まで本当にやるか分からない状態の中、振り付けはじめて衣装作りも開始。
まずは布屋さん探しから。
そして、ミシンを購入。
半信半疑で衣装制作を進め、同時進行で子供達と振り付けを練習。
そんなこんなで振り付け&衣装作りをほぼ1週間で仕上げた私😎
スカートと頭飾りと腕の飾りだけだけど、作り終わったの昨日。
踊る曲はくるみ割り人形の花のワルツ🌸
場所は、フランスの小さな村役場ホール。
人口500人もいないんじゃないかなっていう私たちが住んでる村よりも小さい村。
音合わせはピアニストと一昨日の一回のみ。
場当たりは昨日パイプ椅子を並べるついでに行う程度。
もちろん客席と踊る場所に段差とかはない。
本番当日は8分のうち1分ほどしか音を合わせる時間がない状態。
かなりの強行スケジュールの上、床もコンクリートでポアント履ける状態じゃないからバレエシューズ。
村長さんも見ている中のほぼぶっつけ本番。
「バレエ」を踊るのは3年ぶり(昨年習っていたフランスのバレエ教室は「クラシックバレエ」ではなかった)
8分の曲2人だけ、ピアノ生演奏で踊りきった🩰
練習時間が圧倒的に少ない中、踊り終わったらたくさんのブラボーが止まらなくて、レベランスを数回。
拍手をたくさんもらって、お客さんから上手だったよ!の言葉もそれぞれにいっぱいもらった。
やっぱりバレエは踊ってる側にも見てる側にも幸せを運ぶらしい。
この機会をもらえた事に心から感謝✨
結局フランスに来ても、またバレエに助けられてる…🩰
“バレエはママがやりたい事で自分たちがやりたい事じゃない”
と言っていた娘達だけど、やっぱり見に来てくれた知らない人たちから上手だったよ!と言ってもらえた事はとてつもない宝物になったと思う。
何より2人の笑顔がそれを物語ってた。
2年3ヶ月前にフランスに来た時、友達1人もいない状態で、ボンジュールしか知らなかった娘達。
母娘手探りで開拓してきた2年間で、友達も知り合いも増えてきた。
今回、急な誘いだった(1週間前)にも関わらず、たくさんの知り合いに来てもらえて、初めて会う人達からも温かい言葉をもらえて改めてフランスの田舎の人達の優しさに触れる事ができた。
子供達のバレエのレベルは日本のそれと比べたら比較にならない。
日本は本当にバレエのレベルが高いから。
でも,クラシックバレエを見た事がない人も多いフランスの田舎。
だから、ありがたいことに正解のクラシックバレエが存在しない。
フランス人だからもちろんフランス語としてのアンデオールの意味は知っていてもそれの何がクラシックバレエに重要かなんて知る由もない。
パ・ド・ブレ、エシャッペ、ルティレ、ソッテ…どの言葉もフランス語。でも、バレエ用語としては何なのか誰も知らない田舎の村。
お客さん達からしたらバレエのレベルなんて関係なくて、チャイコフスキーの曲に合わせて2人が笑顔で精一杯踊ってる事に対しての褒め言葉。
外国人がフランスで暮らすのは難しい事もたくさんある。
結局今日だって、コンサート後の懇談会で言ってる事が全部は分からない💧
早く、周りの人たちが言ってる事を全部理解できる日が来ると良いけど、私にとっては道のりが険しい。。。
それでも、外国人である私のカタコトフランス語でも耳を傾けてくれる人達がたくさんいて、認めてくれる人達が多くいる事に感謝しかない。
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