🇫🇷親子でフランス移住の場合は子供の学校を決める! la vie scolaire en France

いずれの情報も私の経験に基づくもの、カウンセラーではない一個人の意見なのでご自身で調べることを強くお勧めします。

【はじめに】

子供と一緒に海外に移住することは短期にしても長期にしても楽ではありません。

1、子供が日本語ではない環境に順応できるかをしっかり考える必要があります。

📖バイリンガル教育。国内インターは子供の性格次第

日本人学校を選択しなかった場合、子供が日本語ではない環境で十分に馴染めるかどうかは本人の性格によるものが大きいと思うので年齢がある程度行っているお子さんの場合はしっかりと話し合う必要があると思います。

2、日本から何歳で移住するかによってだいぶ条件が異なってくるのがフランスの学校です。

子供と一緒にフランスに移住する場合で子供がビジタービザ取得して渡仏する際には日本の小学校一年生相当から必ず学校を決める必要があります。

子供が6歳以上9歳までの場合はフランスの小学校にあたるので基本的には引越し先の県や地区の人に言えば問題なく入学手続きを取ることができます。

でも問題は、お子さんが5年生で早生まれでない場合、注意が必要です。

この場合、フランスの現地校に入ろうとするとフランスの中学生になってしまいます。(小学5年生で早生まれの場合はフランスの小学校の最終学年に入れる。)

小学校と違い、フランスの中学校は最初の一年はUPE2Aという移民クラスに入る必要があります。

しかも、そのUPE2Aも各公立中学校にあるわけではなくて、中心部の街にしかない場合がほとんどです。だから、場所によっては同じタイミングで来た移民が多くて子供の入学が半年待ち、一年待ちということもあります。

渡仏後すぐにお子さんを学校に通わせたい場合は、

  • 近くのインターナショナルスクール
  • 日本人学校(フランスでは各種学校扱い)

への入学手続きを事前に依頼するのが良いかもしれません。

🇫🇷📚フランスの公立中学校(移民の子クラスUPE2A/一般クラス)

また、UPE2Aに通って一年後、家から近い中学校に通わせたいと思っても場所によっては地元中学校に空きがないとか、学年を下げたら入学してもいいと提案される場合もあります。

フランスは各地区によってもシステムが違うし、ひどい時は人によっても言ってることが違うことがしばしば。

だから、1回目の問合せでいい回答が得られなかったとしても何度も繰り返し聞くうちに希望の回答を得られるということもあるようです。(移民の友人談)

3、高校進学が厳しい。

🇫🇷📚実は日本よりも厳しいフランスの教育システム〜高校入学編〜

フランスに長期滞在の方で、運よく現地中学校生活をスタートさせても高校入学はさらにややこしいことが待っています。

中学校最終学年、中3で行われるBrevet Blancという期末テストのようなものでちゃんとした成績をとらないと学校の先生達による学年末会議で普通高校への入学が拒否される場合もあります。

その場合は中3を留年するか職業高校に行く選択をせざるを得ません。

留年しないためにも、内申を取るにもDELF B2相当のフランス語力が必要になると思うので未成年だけど、中学生以上でフランスに移住する場合は言語の習得が鍵となってくるので下調べげ必要です。

いずれにしても、子供が6歳以上の場合は学校関係が一番ネックになってくるところだと思うので本気で親子留学や移住を考えている場合は、早めに子供達の教育機関探しをすることを強くお勧めします。

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🇩🇰📚非認知能力を育てる教育の原点
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