フランス留学のまとめ |
🇫🇷語学学校/語学のための大学選び 🇫🇷ソルボンヌ・ヌーベル大学(パリ第3大学)DULFの申込方法と学生ビザ登録の流れ 🇫🇷ビザ却下を経験した経緯 🇫🇷子供のビザはビジタービザ 🇫🇷高卒、学生ビザ取得でフランス大学留学 🇫🇷フランス生活であった方が良いもの |
フランス留学のための語学学校選び
🇫🇷語学留学にはその語学学校がフランス政府認定(Qualité FLE)か否かが大事。
以前は政府認定でなくてもビザが通ったようなのですが、年々ビザ取得が厳しくなっているようです。長期学生ビザ却下だった経験から学校選びは慎重にする事をオススメします。
🟠私立語学学校 年間留学費用
フランス政府認定である場合、私が調べた限りでは私立の語学学校で年間、150〜250万円くらい。
それに年々値上がりが激しいフランスの家賃や生活費を足すといったいいくらかかるの?という金額になります。
🟠大学附属語学学校 年間留学費用
- パリソルボンヌ大学付属フランス文明講座(Cours de Civiliation Français de la Sorbonne) 年間授業料大体100万円くらい。
- パリカトリック学院 年間100万円くらい。※ソルボンヌ大学に通っていると言う方は大体がこの附属フランス文明講座でだと思います。パリ市内の好立地にある2校。(多くの留学サポートの業者がこの2校は取り扱っていることから時期さえしっかり把握しておけば比較的簡単に入学できるのではないかと思います。)
- ナンテール大学の語学コース その費用驚きの19万円くらい。
- ソルボンヌ・ヌーヴェル大学(パリ3大学)、DULF(Diplôme Universitaire de Langue Française) 35万円くらいだと思います。
※ナンテール、パリ3大学は入学のために筆記と口頭の試験があり、入学時期が9月〜または1月〜しかないので募集時期要注意。(日本国内のフランス語学留学サポートの業者が取扱っていることが少ない。)
🇫🇷長期学生ビザ
語学留学の場合、ビジタービザで渡仏も可能ですが、長期学生ビザ(visa étudiant VLS-TS)で来る事ができれば、居住費の補助(CAF)があり、健康保険もあり(カルト・ヴィタル)なので生活しやすいです。
Qualité FLEではない格安語学学校を選んでしまうと、キャンパスフランスでの面接で引っかかってビザ却下になる可能性が高くなるので長期学生ビザを最初から希望する場合は慎重な語学学校選びが重要です。
子連れでフランス移住
親が学生ビザで来る場合は子供はビジタービザですが、人によっては親の学生ビザよりも大変です。
フランス親子留学で考える子供の進学先
※6歳以上はビザ取得に進学先の証明書必須。
- パリ近郊ならインターナショナルスクール 高額ですがお金に余裕がある人にはいい選択肢(一人当たり年間300万円くらい)
- 文科省認定の日本人学校(フランスだと各種学校扱い) パリ郊外にある。フランス語の習得は難しい&中学3年生までしかない。
- 現地校 10歳以上なら中学生としてUPE2Aクラスがある現地公立校で1年間学び、その後地元の公立中学校に転校も可能。
子供のビジタービザにかかる費用
- ビザ発行のための残高証明書(経済証明書)※子供の人数分
- 居住費
- 海外保険費 ※学生ビザの場合は不要
- 子供達のフランスでの就学先費用(現地公立校なら無料)
- 片親親権の場合、それを証明できる書類の翻訳費
- フランスビジタービザ申請のための費用
- 必要書類のフランス語への翻訳費
- フランス大使館での手数料99€相当
子供達のビジタービザを取得するのに必要な書類
- 進学先の証明書(入学許可書)
- 親の滞在期間に見合った分の海外保険
- フランスでの住居証明書(どこに住むかを提出する必要がある)
- 日本での残高証明書 (一人、最低250万円)
- 片親親権の場合、それを証明できる書類(戸籍謄本に記載があればOK)
なんと言っても子供のビジタービザで用意しなくてはいけない金額+居住地問題など、初期費用は子供の人数によっても相当変わります。
フランスは書類第一主義の国なのでとにかく翻訳にお金がかかる
日本で書類を申請する時、英語なら日本語と同じ価格で書類を出してくれるところもありますが、フランス語はそうはいきません。
全て専門の法廷翻訳家に依頼する必要があります。(資格のないフランス語が堪能な人にお願いしてもダメです。)
抜かりなく書類を揃えないと日本のフランス大使館で手厳しく、書類不備を言い渡されることになります。※こちらが抜かりなく!と思っても、日本のフランス大使館の職員によって対応が違うので不備を言われることもあります。(大使館員によって言うことが異なる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1度目は書類不備で大使館員からお説教。2度目のビザ申請事は私はスムーズに行ったけれど(前回と違う人だった)ものすごくたくさんの人たちが、書類不備や手続き不備でビザセクションの人たちに怒られているのを見ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※キャンパスフランスの登録方法などはサイトがしょっちゅう変わっているので個人で調べることが一番です。上記の私の経験談もあくまで経験談なので、ご自分が受ける際にはきっちり自分で調べることが一番です。もしくは、留学サポート機関の手を借りるのもアリ。